アブセンス?

様々な音楽から映画、アート、ファッションなど気になった事を書きたいように書くブログ

アートをめぐる宝探しゲーム『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』ドキュメンタリー映画公開   BANKSY 『Better Out Than In』

こんばんはアブです

 
最近なかなか忙しくて映画もろくに見れてないんだけど、またもや気になる映画が公開される 
タイトルは「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」
3月26日から東京・渋谷のシネクイント、4月2日から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開される
 
BANKSY(バンクシー)とはグラフィティーアーティストの名前。初めて観た時に衝撃を覚え、以来ファンになってしまった
そのバンクシーのグラフィティーアートにまつわる話の様です。
名前は知らないけど作品は見たことある方は多いと思いますよ
バンクシーの才能が羨ましい限りです
 

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BANKSY(バンクシー)

 
イギリス、ロンドンを中心に活動をしているグラフィティーアーティストだが、
本名も生年月日も性別も明らかにされていない覆面アーティストです
バンクシーの特徴はステンシルアートなんですが、ただ絵が上手いだけではない
社会風刺的なアートを各国のストーリートゲリラ的に描き残している所で、
ただの落書きとして消される場合もあるようだが、現在バンクシ―作品は
評価額25万ドルと言われています
 

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ちなみにこの写真も本人かは定かではないです。過去にも影武者疑惑など多々あるので

何が本当なのか?分からないんですがそれがまたいいのかもね

 

バンクシ―のコメントからどんな人物なのか垣間見れる

 

映画について語っていただくあなたはバンクシーさんご本人ですよね?
インタビュアーが偽者に騙されるという話も聞きますが・・・。

 

偽者か…。それも悪くはないけど、僕は複数存在するわけではないから、偽者だろうと何だろうと何者かに「なる」ということはたやすくないよ。それから僕は自分の映画をきちんと受け止めてもらいたいと思っているのと反面、あまり多くは語りたくないんだ。オチを明かして台無しにしたくもないからね。かと言って白紙のものを発表して、観客がそこに好き勝手絵を描くわけにもいかないし。  

 

そしてどのようにして絵を学んだのかも
 
あなたはどのような教育を受けたのですか?
 
学校では絵を描いていたけど、美術の専門学校に通ったことはない。
家には有名画家の作品のコレクションがあるけど、それらは全て贋物なんだ。僕自身が描いたものだからね。僕は気に入った作品があったら、写真に撮ったものを拡大し、そこから複製を制作するんだ。たまに部屋のカーテンに合わせて色を変えてみたりもする。有名画家の作品を購入する金がないからということもあるけど、もし本物のバスキアピカソが部屋に飾ってあったら、家から一歩も出ることができないだろ!
 
やっぱり模写って重要ですよね。イラレを学ぶ時でもトレースをひたすら
することで覚えたりするもんだからね
 
 
作品集
 

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初めてバンクシ―の作品を見たのがこの猿でした何ともコミカルでシュールな

猿が印象的でした

 

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少女が離した風船の20は20世紀っていう意味ですかね?

 

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火炎瓶?を花束に変えた社会風刺的な作品

 

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 とってもシュールで大好きな作品

 

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そしてもともとあるキャンパス(壁)の使い方もセンスありすぎです
 

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そして有名企業も風刺されています。う~ん深い

 

 

 

 

 

バンクシー・ダズ・ニューヨーク

 
そしてそのバンクシ―の作品をめぐるドキュメンタリー映画
「バンクシ―・ダズ・ニューヨーク」が公開されます
今回はニューヨークを舞台にゲリラ展示プロジェクト『Better Out Than In』
を追った1ヶ月を映像にしているらしい
『Better Out Than In』とは
ニューヨークの路上に毎日1点ずつ作品を残し、場所を明かさずにオフィシャルサイトに作品の画像を投稿するという形で行なわれ、映画にはSNSを駆使して作品を探す人々や作品を上書きするグラフィティライター、保護しようとするビルオーナー、作品の売買を始めるギャラリーオーナーなどを巻き込んだ「宝探し競争」が過熱していく

www.youtube.com

警察まで動いてニューヨークでの宝探しゲームは加熱していく、はやく

映画見たいっす!!

 

「都市や屋外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。

アートは市民とともにあるべきだ」と語るバンクシ―。

勿論、建造物に描くことは違法で、警察とのイタチゴッコがいつの時代も

繰り広げられている

 

この問題はこれからもずっと平行線だろうね

ただの落書きもアートと言ってしまえばアートになっちゃうかね

でもこういうアーティスは権力や金に屈しないで自分を貫いて

欲しい物です。音楽にも同じ事が言えると思いますね

アーティストは普段言いたくても言えない人、思っていても口に出せ

なかったり、表現できない人の代弁者(※本人にはその感覚は多分ないけど)

としていつの時代でもリスクは付きまとう物だと思うよ

でもそこに人は魅了され共感を憶えるだろな

 

 

ではでは